
Palazzo Chiericati (Museo Civico) , Vicenza , Italia
Category Archives: 1998年のイタリア旅行記
1998年3月7日(土) Vicenza02
ツーリスト・インフォメーションに行ってみる

Il Teatro Olimpico/1580-1585/Andrea Palladio , Vicenza , Italia
1998年3月7日(土) Vicenza01
まずは市街地へ向かう

Porta San Bortolo
ホテルでは朝食も予約してないので、とりあえずチェックアウトを済ませる。フロントでヴィチェンツァの地図をもらい現在地を確認。いやいや、まさに街はずれだった。まぁ、目的地の市街地まで遠いこと遠いこと(苦笑)
落胆してもしょうがない。とりあえず、ツーリスト・インフォメーションを目指して出発。ホテルを出てすぐに「まちはずれ」であることを物語るものを発見。城門の跡らしきものが、幹線道路のロータリーの中にポツンと建っている。旅行中、ホント実感したことだけど、イタリアの街はどこに行っても見所が尽きない。寄り道したくなる場所があちこちにあるものから、予定なんてホント予定でしか無い。まぁ、そうできるのも一人旅の気楽なところ。
いざヴィチェンツァへ

ホテル・アデーレ 外観
コモからミラノまではもと来た道のりなので難なく辿りついたものの、ミラノ・チェントラーレの駅は線路がいっぱいで、さてさてどれに乗ったらいいものやら。イタリア語などまともに話せないくせに道行く人に声をかけ、切符を見せてホームの場所を聞く。まあ、何とかなるものだ。とはいっても、やはり海外に行くときは土地の言葉を話せるほうがいいことを実感。
3人掛けの椅子が向かい合わせになっているコンパートメントの真ん中の席に座り、イタリア人5人に囲まれボケッとしていると、見知らぬもの同士のはずの彼ら、だんだん打解けて話し出すではないか。それもすごい勢いでさっぱり聞き取れないせいもあり、すっかり圧倒されてしまった。ボケッとしたままヴィチェンツァについたのは夜9時過ぎた頃。思いのほか薄暗い駅前の広場にはワラワラと人だかりができていて、その暗さとは対照的にザワザワとずいぶんうるさい。
ロマネスクの教会〜Cimitero Monumentale

サン・フェデーレ教会(Basilica di S. Fedele/914-1335)
次に向かったのは、カブール広場から少し離れたサン・フェデーレ広場に面して建つ教会(Basilica di S.Fedele)。10世紀〜14世紀にかけて建設された典型的なロンバルディア様式の教会で、14世紀のフレスコ画が残っているらしい。残念ながら中には入れなかったので、外観を一回り。正面入口のアーチにキリスト(?)を描いたモザイク画があったり、正面右手の勝手口(?)にはなんとも不思議な彫刻が彫られてる。ファサードは20世紀に修復されたらしく、後陣と比べると石積みが真新しい。
ゆっくり見たいところだったけど、時間も無いのでそこそこにして、地図を見ながら、街の西側を南北に走る通りをひたすら北上。COMOの最後の目的地であるCimitero Monumentaleを目指した。



カブール広場周辺のテッラーニの作品
メトロポール・スイス・ホテル(Hotel Metropole Suisse)、ポスタ・ホテル(Albergo Posta)

メトロポール・スイス・ホテル(Hotel Metropole Suisse/1927)
時間も少なくなってきたので、カブール広場(piazza Cavour)に戻りメトロポール・スイス・ホテル(Hotel Metropole Suisse/1927)、ポスタ・ホテル(Albergo Posta/1930-35)と駆け足で見て歩く。どちらもテッラーニによる設計。のはずが、ここまで見てきたテッラーニの建築とはちょっと様子が違う。どちらも様式主義的な表現で、抽象絵画を思わせるモダンなデザインとは程遠い。
ホテル・メトロポールはカブール広場に面して建つホテル。テッラーニが手がけたのはファサードの改修。正直言って、あまり目を引くところもない様式主義的なデザインに見えるが、当時は相当物議をかもしたらしい。