三井不動産株式会社に提案書を提出しました - 三信ビル保存プロジェクト

三信ビル保存プロジェクト

2005-09-02

三井不動産株式会社に提案書を提出しました

三井不動産ビルディング本部 千代田開発室を訪ね、提案書を提出しました。


三信ビルの保存と有楽町日比谷地区のまちづくりに関する提案書について


2005年8月31日

三井不動産株式会社 代表取締役社長 岩沙弘道殿
東京都知事 石原慎太郎殿
千代田区長 石川雅巳殿  

三信ビルディング保存プロジェクトチーム


拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたびは、ご多忙を極める皆様に、このような提案書を差し出す失礼をお許しください。

私たち、三信ビルディング保存プロジェクトチームは、今年1月21日の三信ビル解体の発表以来、三信ビルの保存・活用の途はないかと考える有志が集まった団体です。春から会合を持ち、今回皆様に提出する提案書をまとめました。現在は、提案書にご賛同いただける方々からの署名を募っており、あわせてインターネットでも本提案書を公開して署名を募っております。
(http://www.citta-materia.org/sanshin.php)

本計画案は、概略ではありますが、所有者にとって不利益とならないよう、微力ながら検討させていただいた結果をまとめております。
私たちはノスタルジーだけでは近代建築の保存が難しいことをよく存じておりますし、三信ビルが昨今のオフィスのインテリジェント化に対応できないことも確かかと存じます。
そこで、三信ビルの保存と隣接する日比谷三井ビルの建替えを一体の事業として特定街区制度を適用したケースについて計画いたしました。三井不動産の皆様も、おそらく三信ビルの取り扱いに関してはいろいろお考えのことかと思いますが、私たちの提案も、その中に組み込んでいただければ幸甚です。

また、本計画案では、有楽町日比谷地区の活性化への寄与についても考慮いたしました。
日比谷は、国内観光客はもとより、海外からの観光客も頻繁に訪れる魅力に富んだ場所です。わが国最初の近代西洋庭園である日比谷公園の前に戦前の都市文化を象徴する三信ビルが建つ風景は、多くの人々を魅了してやまないもので、半世紀以上かけてつくられてきたこの風景が消えてしまうことは、日比谷のみならず東京全体にとっても損失であると考えます。
東京都と千代田区におきましては、良好な都市景観の形成及び観光政策等の観点から歴史的建造物の保存にご理解を示していることと存じますが、ぜひ、本計画案をご拝読いただき、三信ビルの保存にご協力いただければ幸いです。

なお、前述のご賛同いただいた皆様からの署名につきましては、後日改めて提出させていただく所存です。なにとぞよろしくご査収くださいますよう、お願い申し上げます。
敬具

posted at 01:30:00 on 2005-09-02 by qaz - Category: ニュース

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