2006-01-02聖橋![]()
大きな円形アーチと複数の大きさの異なる先尖りのアーチを左右に配した姿は、コンクリートの可塑性を活かしたシンプルで力強いデザインとなっています。この先尖りアーチは、当時、村野藤吾、長谷部鋭吉にも用いられたモチーフで、山田守は、東京中央電信局(現存せず)でも、この先尖りのアーチをファサードに取り入れています。 ![]() 写真のように御茶ノ水橋から真正面にみるのもいいですし、JR御茶ノ水ホームから間近に見るのも、迫力が伝わってきていいものですが、地下鉄丸の内線の本郷一丁目-小川町間で、神田川を渡るときに一瞬見える、水面に近い視線からの姿がお勧めです。 設計者の山田守は、逓信省(現郵政公社及びNTT)に所属しするとともに、分離派建築会の主要メンバーでもあった建築家。隅田川に架かる永代橋、清洲橋等のデザインにも関与したと言われています。
posted at 22:50:10 on 2006-01-02
by qaz -
Category: architecture file
|
Comments
カトリーヌ wrote:
神田っ子はみなそう言います。
さて、この橋のモデルがオーストリアにあります。クリソツなのでご覧ください。
qaz wrote:
聖橋が地域に根付いてることを表すエピソードですね。
それにしてもご紹介いただいたオーストリアの橋梁、
聖橋にそっくりです。
俳句や短歌に本歌取りがあるように、
建築に元ネタというのはつきものですが、
その元ネタを見つけたときは結構うれしいものです(笑)
Add Comments